ガバナンス

コンプライアンスを重視し、社会的に公正な事業運営を行う

コーポレートガバナンス

効率的な業務執行を確保するとともに、企業経営の透明性を高めて社会の信頼と期待に応えることを実現するため、コーポレートガバナンス体制を整備しています。

コーポレートガバナンスコーポレートガバナンス

コンプライアンス

コンプライアンス運用体制

当社は、「予防」と「対処」の2つの観点からコンプライアンス施策を講じ、実効的なコンプライアンス運用体制の確保を図っています。

コンプライアンスコンプライアンス

グループ各社のユニークかつオリジナリティにあふれた取り組み
~各社でコンプライアンスに主体的に取り組む~

毎年8月に行われているコンプライアンス強調月間では、全社共通プログラムに加え、グループ各社がオリジナリティのあるコンテンツを実施し、グループ全体の実効的なコンプライアンス体制の充実を図っています。マレーシアの現地法人では、従業員がよく目にする正面玄関や各部門の入口付近にオリジナルポスターを掲示し、従業員がコンプライアンスの重要性をより身近に感じることができるようにしました。台湾の現地法人では、社長が従業員に向けてメッセージを発信しコンプライアンスの重要性を訴えるとともに、コンプライアンススローガンコンテストを実施し、3位までの作品が表彰されました。 これら以外にも、コンプライアンスクロスワードや、コンプライアンス4コマ漫画コンテストなど各社で非常にユニークな取り組みがなされ、コンプライアンスについて自分ごと化して考える意識が浸透しています。

リスクマネジメント

リスク管理の推進

当社の事業を取り巻く多様なリスクに対応するため、CSR委員会を設置して定期的にレビューを実施しています。委員会では、リスクを「経営戦略リスク」と「業務リスク」に分類し、対応優先度に応じたリスク管理活動を展開しています。今後も、事業環境、社会情勢の変化に着目し、グループ全体でリスクの低減に向けた活動・対策に取り組んでいきます。
また、その運用の実効性を向上させるため、PDCAが十分に回っているか、運用上の課題がないかを各部門、各グループ会社に確認するヒアリングを実施しています。今後もよりよい仕組みの構築を目指していきます。

リスクマネジメントリスクマネジメント

BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)

当社では、南海トラフ地震や首都直下型地震などを想定し、事業継続のためのBCP基本文書および各種マニュアルを策定しています。2022年度は、実際に発生したサイバー攻撃や工場停電などに対する会社としての対応記録を作成し、今後類似の事象が発生したときに備え、事業の早期復旧・継続を図ることができるような体制整備を行いました。

内部統制

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当社は、「内部統制システム構築の基本方針」を定めています。この方針に基づき適正な業務運営の確保を図るとともに、毎年グループ全社で自主監査を実施し、各部門・各グループ会社に対して、各組織の内部統制が有効であることを保証する報告書の提出を求めています。また、内部統制の有効性を評価する内部監査を定期的に実施するとともに、親会社であるダイセルと協力してグローバル監査体制を敷き、監査品質の向上も図っています。